台風対策【耐風機能屋根材】

台風は、大雨や暴風、波浪、高潮等により、大きな災害を広範囲にもたらす非常に激しい自然現象の一つです。特に去年は、雨・風の強い台風が来襲し住宅・屋根に多大な被害をもたらしました。そこで台風による屋根の被害状況や台風対策・各種機能を持った屋根材をご紹介いたします。



耐風機能のついていない平板瓦。ビス2本留めしていても飛散。	屋根（野地）ごと被害にあってしまった住宅。
	資料提供：株式会社鶴弥

台風の被害を未然に防ぐために、各種機能を持った屋根材を選択し、耐風対策の施工を施す必要性があります。最寄の屋根施工店様または耐風機能屋根材を取扱うメーカー様へお問い合わせください。尚、カタログ請求が必要の方は、下記の商品紹介からリンク先へ行っていただくと、資料請求が可能です。ご利用ください。

【株式会社鶴弥】スーパートライ110タイプⅠタイプⅡ

鶴弥が独自に開発したスーパーロック工法は、施工時に下の瓦を留めつけている釘の引き抜き強度がそのままハイパーアームに伝わる事で絶大な耐風性能を発揮します。

	下の瓦のハイパーアームが上の瓦のアンダーロック部をがっちりと押さえ込むため従来の6倍ほどの耐風性能が発揮されます。
	三州で生産される平板瓦の平均的なウォーターチャンネル容量と比較して大幅に容量がアップしています。
	ロック構造でありながら普通の施工方法と変わりなく施工が可能です。
	耐震性能試験を行った結果、阪神大震災クラスの地震波においても、ハイパーアーム（つめ）が損傷することなく、しんど7クラスの地震でも脱落しないことが証明されています。

【丸栄陶業株式会社】LL40-R/Hyper

平板瓦に防災機能をプラスした耐震耐風強化瓦。

瓦表面に突起した（1）が上に重なる瓦の裏面ホール（2）に勘合して、平板瓦で最も浮き上がりやすい部分をがっちり固定し、強風時の瓦の浮き上がりを防ぎます。

瓦の後部の釘固定とハイパーロック固定で横ずれしにくい構造です。

一般的な釘固定工法でロックが融合し、特殊な工法は不要です。

【株式会社山平】AN-3自在耐風瓦

AN-3自在耐風瓦は、独自開発の防水設計で雨水の侵入を防ぎ、また耐風フックの採用により強風での瓦の持ち上がりをシャットアウト。強固な安定性を実現。

【新東株式会社】CERAM-F-S-PRO

セラムFシリーズが防災性能<S-PRO>で安心設計！！

	施工時に下の瓦のロックアームが上の瓦のオーバーラップロック部をがっちり固定します。
	中央に形成してある山型の模様により、千鳥に瓦を葺いたとき瓦と瓦の接続部に直接雨水が流れ込むのを少なくした防水万全の瓦です。
	オーバーラップロック工法（袋状構造）に15mmの働き長さの調整機能を設けたことと金具の取り付け手間を省くことで施工性が大幅に向上し、コストの削減を実現。

【丸栄陶業株式会社】頑張郎-がんばろう-

多年の研究・経験により完成した組み合わせの技術。最小単位3枚が連鎖的に絡み合って、暴風雨のみならず、地震からも家と屋根を守ります。

当社の調査によりますと、”平場部全枚数釘打ち工法”の場合の「頑張郎」は、711kg/㎡の吹き上げ荷重に耐えることがわかりました。これは、風速87ｍの風荷重に相当します。

・尻隅からの雨水浸入を防止する。
・葺き合わせ隙間への雨水浸入を阻止する。
・釘孔からの伝い水の浸入も防止する。

【株式会社鶴弥】防災瓦エース

日本伝統の形に「強さ」を付け加えた究極の和風瓦です。ジョイント部に突起を設けることで瓦と瓦をガッチリ固定。優れた耐風効果を発揮します。

ジョイント部に防災突起部を設けることで、瓦と瓦をガッチリと固定。強い風にも平気な、優れた耐風効果を発揮します。

2重の水返しが水の流れをスムーズにし、優れた防水効果を発揮します。